
現地の専門家アドリアナ&マテイが執筆
アドリアナとマテイ・ハロウスコヴィは、人気ブログ Czech the World を運営するトラベルブロガーです。
マテイはプラハ生まれでずっとこの街に住んでおり、アドリアナは10年以上前にここに引っ越してきました。
60か国以上を旅してきましたが、いちばんよく知っている場所を挙げるなら、この街です。
チェコ第2の都市ブルノへようこそ。ブルノは歴史と現代の街が見事に同居した場所です。見ごたえのある名所、おいしい食事、ビール、そしてワインがそろっています。学生に人気の都市ランキングでは世界第6位に選ばれました(プラハは8位)。チェコで訪ねるべき街のひとつであることは間違いありません。それでは、ブルノで何をするのがいいのか見ていきましょう。
これは地元の人間が書いたブルノ完全ガイドです。生まれてからずっとこの街に住んでいるので、ほかでは聞けない話をお伝えできます。
これらの場所やその周辺のスポットは、当社の無料アプリの地図上に表示されています。 このガイドを参考にしてアプリを選び、歩きながらアプリを開いてください。
ブルノの見どころ地図
わかりやすいように、記事で紹介するブルノの場所と楽しみ方をすべて載せた地図を用意しました。
ブルノ中心部でやりたいこと
ブルノの中心部は感じのいい一帯で、一日あれば歩いて十分まわれます。もっと手早く回りたいなら、セグウェイのガイドツアーもあります。おすすめはブルノパス(BrnoPas)の購入。公共交通が無料になり、主な見どころの入場が無料または割引になります。では、ブルノでは何をしましょうか。
1)シュピルベルク城
シュピルベルク城の創建は13世紀。標高290メートルの丘の頂に立っています。17世紀には王城から巨大なバロック様式の城塞へと姿を変えました。その砲郭(カゼマット)には、かつてオーストリア=ハンガリー帝国でもっとも厳しい監獄が置かれ、重罪人が収監されていました。
シュピルベルクのカゼマットは一般公開されていて、城のなかでもとりわけ見ごたえのある場所です。展望塔や常設展示も見学できます。開館時間と料金はシュピルベルク城の公式サイトでご確認ください。
城壁と中庭は無料で入れます。中庭には城の井戸と、毎正時にきれいな旋律を奏でるチャイムがあります。城壁の上には大砲が並び、街を見晴らす美しい眺めも楽しめます。

2)ペトロフ――聖ペテロ・パウロ大聖堂
ペトロフ大聖堂はブルノをもっとも象徴する建物です。ペトロフの丘に立ち、いろいろな方角から街に入ってくるときに目に入ります。10コルナ硬貨にも描かれています。歴史は長く、11世紀には ロマネスク様式の礼拝堂、12〜13世紀にはバシリカ、その後ゴシック様式に建て直され、1777年に正式に大聖堂となりました。
大聖堂は毎日8時15分から18時30分まで無料で入れます。ミサも毎日行われています。高さ84メートルの堂々たる塔にも、少額の料金で登れます。ブルノの街を見晴らす気持ちのいい眺めです。ご興味があれば解説つきのツアーに参加して、地下聖堂も見学できます。その場合は「教区博物館(Diecézní muzeum)」へ。階段のそば、ペトルスカー通りの角、大聖堂のとなりにあるペトロフ1番地の建物です。
デニソヴィ・サディ――ペトロフを囲む公園 – ペトロフの丘まで来たなら、デニソヴィ・サディをぐるりと歩いてみてください。チェコでいちばん高い建物を望める、気持ちのいい公園です。パルクール好きにも人気の場所で、一杯やりながらのんびりするのにも向いています。
ブルノでもっとも有名な伝説 – ペトロフではなぜ正午の鐘が11時に鳴るのか – この言い伝えは三十年戦争、スウェーデン軍がブルノを包囲したころにさかのぼります。トルステンソン将軍は2万8,000 の兵とともに4か月かけて、わずか1,526人の守備隊しかいないブルノを落とそうとしました。将軍は、1645年8月15日の正午までに城塞を落とせなければ攻撃を取りやめると宣言します。そこで誰かが機転を利かせ、その日だけ正午の鐘を1時間早く鳴らすことにした――こうしてブルノは救われた、というわけです。史実はこうです。スウェーデン軍は消耗しきっていて、1645年8月15日の夕方に諦めました。スウェーデン側の戦死者は8,000人、いっぽうブルノ側で命を落とした守備兵はわずか250人でした。

3)旧市庁舎
ブルノの旧市庁舎には高さ63メートルの塔があり、登ればペトロフ大聖堂と街を見晴らせます。塔の公開は4月から10月まで、料金は70コルナ。開館時間などの情報はこちらで確認できます。 旧市庁舎が建てられたのは1240年ごろ。観光案内所も入っています。
入る前に、見ておきたい面白いものが3つあります
- ねじれた小尖塔 – 入口を飾る5本のゴシック様式の小尖塔を見上げてみてください。まんなかの1本だけがねじれています。なぜか。これにも言い伝えがあります。市参事会が装飾を発注したとき、彫刻家アントン・ピルグラムと代金の話がついていました。ところが完成間近になって支払いを拒まれたため、腹を立てた彫刻家は最後の1本をあのとおりに――参事会の振る舞いさながらに、ねじ曲げて仕上げたのだそうです。
- ワニ、またの名をブルノの竜 – ワニはブルノの象徴で、これにも伝説があります。トルコのスルタンが市参事会に贈ったワニがスヴラトカ川のほとりに棲みつき、羊を襲うので人々はこの「竜」を恐れていました。あるとき、勇敢な男がひとつ思いつきます。雄牛の腹に生石灰を詰めて川辺に置いたのです。ワニはそれを食べ、川の水を飲み、生石灰のせいで死んでしまいました。そのワニはいま、旧市庁舎のアーチ通路に吊るされています。
- 車輪 – 車輪も吊るされています。話の始まりはブルノから60キロ離れたレドニツェの町の酒場。地元の人たちが車大工に、車輪を一日でつくってレドニツェからブルノまで転がしていくのは無理だろうと賭けを持ちかけました。ところがビルク氏は腕がよく、やってのけてしまったのです。その記憶と伝統として、いまも毎年レドニツェからブルノまで木の車輪を転がすレースが開かれています。

4)ゼルニー・トルフ(野菜市場)
ゼルニー・トルフはブルノでもっとも古い広場のひとつです。何世紀ものあいだ、地元の人が果物、野菜、花などを買う場所であり続けてきました。広場の主役は、ヨハン・ベルンハルト・フィッシャー・フォン・エルラッハによる堂々たるバロック様式の噴水。劇場も2つあります。フサ・ナ・プロヴァースクと、中欧でもっとも古い劇場建築のひとつであるレドゥタです。モラヴィア博物館もここにあります。
ゼルニー・トルフからは、ビスクプスキー・ドヴール(司教の中庭)、ペトロフ、旧市庁舎へと進めます。

5)ゼルニー・トルフの地下迷宮
ブルノは文字どおり地下の通路と迷宮で穴だらけの街です。そのうちのひとつ、ゼルニー・トルフの地下をのぞいてみてください。
地下室が掘られはじめたのは中世のこと。食料やビール、ワインの貯蔵庫として、あるいは戦時の隠れ場所として使われました。多くの場合は、真上の市場のための冷たい貯蔵庫でした。ガイドツアーは火曜から日曜まで。ツアーの内容と料金(160コルナほど)は公式サイトでご確認ください。
6)聖ヤコブ納骨堂――ヨーロッパで2番目に大きい納骨堂
聖ヤコブ教会(Sv. Jakub)の地下には、5万 人を超える人々が埋葬されています。この納骨堂が見つかったのは2001年、一般公開は11年後の2012年でした。パリに次いでヨーロッパで2番目に大きい納骨堂です。ブルノに来たなら外せません。遺骨は中世のコレラやペストの流行、三十年戦争、そしてスウェーデン軍の包囲の犠牲者たちのものです。
見学は火曜から日曜まで、入場料は140コルナ。この納骨堂のために書き下ろされた音楽も流れていて、印象はいっそう深くなります。くわしくはこちらをご覧ください。ここは自信をもっておすすめできる場所です。


7)天文時計とその秘密
実物を見たら、たぶん笑ってしまうと思います。天文時計にいちばん似ていないものがあるとすれば、これでしょう。地元では「黒くて大きいアレ」、あるいは単に「アレ」と呼ばれています。まじめな話をすると、さきほどのスウェーデン軍によるブルノ包囲の伝説とつながっています。この時計は1645年の勝利を記念して、銃弾の形につくられました。速さの違う7つの花崗岩の部分が回転していて、1分で一回転するものもあれば、1時間で一回転するものもあります。理屈のうえでは本当に時刻を示しているのですが、読み取るのはほぼ不可能です。
そこで、こんなコツが伝わっています。トラムの線路を背にして時計に向き合い、15歩下がって左を向き、聖ヤコブ教会のほうの時計を見るのです。
天文時計の秘密:毎日午前11時、ガラス玉(ビー玉)を受け取れるチャンスがあります。ブルノの無料のおみやげ、いらない人はいませんよね。簡単ではありませんが、運がよければ手に入ります。時計のまわりにある4つの穴からひとつを選び、11時まで待ちます(みんな早めに来て待っているので、こちらも早めに行くのがおすすめ)。ガラス玉は上から転がってきて、4つのうちどれかひとつの穴から出てきます。玉の通り道に手を入れて受け止めてみてください。玉はひとつだけなので、どの穴を選ぶかは運次第。楽しんでみてください。
地元では「アレなんだから、玉が出るのは当然だよね」と冗談のネタにもなっています 😀
地元からのひとこと:クリスマスマーケットの時期は、午前11時から夜11時まで毎正時に玉が出てきます。

8)モラフスケー広場(Moravské náměstí)のヨシュト騎馬像
聖ヤコブ教会から数歩のところに、「勇気」を寓意した高さ8メートルのモラヴィア辺境伯ヨシュトの騎馬像があります。モラフスケー広場は聖トマーシュ教会のすぐ隣にある感じのいい広場ですが、なぜこの像をおすすめするのか。これもブルノならではの楽しみだからです。馬の真下に入り、前脚のあいだに立って頭のほうを見上げてみてください。きっと笑ってしまいます。ブルノの写真コレクションに「アレ」をもう1枚加えようと、馬の下から写真を撮る人の列ができていることもあります。

9)トゥーゲントハット邸
近代建築が好きな方なら、トゥーゲントハット邸は外せません。グレタとフリッツ・トゥーゲントハット夫妻の邸宅で、設計はドイツの建築家ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ。1929〜1930年に機能主義様式で建てられ、チェコの近代建築でユネスコ世界遺産に登録されている唯一の建物です。
見学について:月曜以外の毎日10時から18時まで(最終入場は17時30分)。チケットは事前購入が必須です。たいてい数か月先まで売り切れていますが、ときどき空きが出ることもあります。この特別な建物を見たいなら、早めに予約してください。くわしい情報とチケットはトゥーゲントハット邸の公式サイトでどうぞ。
行き方は? – 住所はČernopolní 237/45, Brno-sever, Černá Pole。いちばん簡単なのはトラム(9番か11番)でトマノヴァ停留所まで行き、そこからムホヴァ通りを歩く方法です。

ブルノ中心部でやりたいこと、もう少し
もう少し足を延ばしたい方、ブルノの地下空間に興味のある方には、もうふたつご紹介します。
10)核シェルター10-Z
ブルノに地下空間が本当に多いことは、もうお分かりですね。そういうものが好きなら、核シェルター10-Zはいかがでしょう。ナチス占領期に民間防空壕として掘られ、1993年までチェコ軍の管理下にあり、最高機密 に指定されていた場所です。いちばん安いチケットはこちら。
11)カプツィーン教会と地下納骨堂
骨と地下にはまだ飽きていませんか。それならゼルニー・トルフの近く、カプツィーン広場にあるカプツィーン教会へ。17世紀の地下納骨堂で、ミイラ化した修道士たちを見られます。くわしい情報はこちら。
ブルノの見どころをまとめた動画ガイドもどうぞ:
ブルノダム湖(ブルノ貯水池)周辺でやりたいこと
ブルノダム湖は私のいちばん好きな場所です。一年じゅう楽しめる、理想的な行楽地。さまざまなウォータースポーツができますし、遊覧船に乗ったり、ビーチバレーをしたり、自転車でヴェヴェジー城まで走ったりもできます。冬が十分に寒い年には、スケートやクロスカントリースキーにも最適です。
12)ブルノダム湖の遊覧船に乗る
ダム湖を船で渡るのはそれだけで気持ちのいい体験ですし、ヴェヴェジー城の見学と組み合わせることもできます。情報はブルノ市交通局のサイトDPMBにすべて載っています。「Transport by boat」を開けば、地図、料金、時刻表、出航時刻などが確認できます。動物園やヴェヴェジー城、ヴィダ・センターにも行くなら共通券がお得です。トラムのプシースタヴィシュチェ停留所から船着場(ビストルツ)までは数百メートル歩くだけです。
ダム湖への行き方は? 簡単です。中心部の中央駅(Hlavní nádraží)からトラム1番に乗り、プシースタヴィシュチェ停留所で下車します(ブルノ動物園=Zoologická zahradaの次の停留所です)。
13)ブルノ動物園
とくに子どもが喜ぶのがブルノ動物園です。4つのテーマエリアに800種を超える動物がいます。見どころはホッキョクグマと、なかに入ってヤギ、ヒツジ、ラマ、ウサギ、モルモットと触れ合えるふれあいコーナー。年中無休で開いています。開園時間、料金などの情報はこちらで確認できます。
行き方も簡単で、トラム1番のZoologická zahrada停留所で降り、川に架かる橋を渡って左へ進みます。

14)ヴェヴェジー城
ヴェヴェジー城はチェコでもっとも古く、もっとも大きい城のひとつです。伝説では11世紀の創建とされ、文献に初めて登場するのは1213年。スヴラトカ川を見下ろす岩の突端に立ち、まわりは美しい自然に包まれています。見学コースや開館時間、料金については公式サイトをご覧ください。
303番のバスでも行けますが、ずっと楽しいのはビストルツの船着場から船に乗る方法。ダム湖の上からヴェヴェジー城の美しい姿を眺められます。城の最寄りの船着場とバス停はどちらも「Hrad Veveří」です。

ブルノで楽しめること
ブルノに長めに滞在する方、ほかの過ごし方も知りたい方に、こんな楽しみ方をご紹介します。
15)街歩き宝探しゲームでブルノをめぐる
街歩き型の宝探しゲームを楽しみながら、ブルノの主な見どころをめぐれます。手がかりを集めていくと、最後に宝にたどり着く仕組みです。ゲームはこちらから。
16)脱出ゲームで遊ぶ
脱出ゲームで遊んだことはありますか。友だちと盛り上がれますし、天気に関係なく楽しめるブルノの過ごし方のひとつです。ブルノで一番の脱出ゲームのレビューもどうぞ。
17)スタロブルノ醸造所を訪ねる
ビール好きで、有名銘柄はもう試したという方(チェコビールガイドもどうぞ)は、ブルノの伝統的なビールもぜひ。スタロブルノ醸造所はメンドロヴォ広場にあり、試飲つきの見学ツアーに参加できます。ツアーは毎週土曜の11時と13時、日曜の14時と15時。料金は150コルナで、英語・チェコ語・ドイツ語で行われます。

18)ヴィダ科学センター
ヴィダ科学センターは体験型の展示施設で、惑星、 文明、 人間、 ミクロの世界という4つのテーマに分かれています。子ども連れなら大喜びするはず。年中無休で、ブルノ見本市会場のそばにあります。雨の日の過ごし方としても最適です。くわしくはVIDAの公式サイトへ。

ブルノの夜の楽しみ方
ブルノは学生の街です。名の知れた大学がいくつもあり、学期中は人口が8万 人ほど増えます。だから夜の街も賑やか。いいレストラン、パブ、バー、クラブがそろっています。とくににぎわうのが水曜の夜で、多くの人がチェスカー通りで待ち合わせます。あの人出は気持ちのいいものです。
ブルノのおすすめクラブ・ミュージックバー
中心部にはミュージッククラブがいくつもあります。たいていテーマを決めたパーティーや夜を開いています。残念ながらサイトがチェコ語だけの店もあります。その日の音楽が好みでなければ、別の店へ移ればいいだけ(すべてダウンロードできる地図に載せてあります)。
- Metro Music Bar ――水〜土曜営業、住所:Poštovská 450/6
- Two Faces Music Club ――火〜土曜営業、住所:Biskupská 1
- 7. nebe ――プログラムは英語でも確認できます、住所:Jánská 453/9
- Bastila ――年中無休、住所:Dominikánská 15
- Caribic Club Brno ――水・金・土曜営業、住所:Běhounská 2

ブルノのレストラン
ブルノでおいしいレストランをいくつかご紹介します。
- Železná růže ――ブルノ見本市会場の近くにある、私のいちばんのお気に入り。チェコ料理がおいしく、値段もとても良心的です。ビールもワインも種類豊富。
- Dřevěný vlk と Dřevěný orel ――ステーキとビールの店。中心部でチェコ料理と各国料理が味わえます。
- Restaurace Pavillon ――質の高い、受賞歴のあるレストラン。
- Pablo Escobar ――おいしいバーガーが食べたいならここ。ただし中心部からは少し離れています。
ブルノで一杯やるならどこ?
ブルノでビールを飲むなら、この辺りが人気です。
- Na stojáka ――聖ヤコブ教会のそばにある、いいビアバー。椅子がないのが特徴です。店名は「立ち飲みで」という意味。夜はたいてい混んでいて、みんなビール片手に路上に座り込みます。
- Lokál u Caipla ――Na stojáka から近い、こちらもいいビールの店。
- Pegas ――歴史ある建物のビアレストラン。人気店なので席は予約しておくのが無難です。

カクテルバー
カクテル好きなら、ここは外せません。
- Bar, který neexistuje ――「存在しないバー」という意味の店名。ブルノでもっとも人気のあるカクテルバーのひとつで、世界中の何百というドリンクから選べます。
- Aloha Tiki Bar ――こちらもカクテルバー。Bar, který neexistuje から数歩の距離です。

ティールーム
- Friends Teahouse Brno ――中心部にある、ゆったりしたティールーム。
- Dobrá Čajovna ――「よいティールーム」という意味。中央駅からほど近い、少し分かりにくいけれど居心地のいい店です。
- Za zrcadlem ――ボードゲームがたくさん置いてあるティールーム。

ブルノのおすすめカフェとお菓子屋
私のお気に入りをいくつか。どの店にもそれぞれの持ち味があります。
- Aida ――聖ヤコブ教会のすぐそば。コーヒー、ケーキ、アイスクリームにぴったりの店。
- SKØG Urban Hub ――受賞歴のあるカフェ兼バー兼焙煎所。内装も面白い店です。
- Café Momenta ――ゼルニー・トルフにある、しゃれたカフェ兼菓子店。
- Kolbaba ――昔ながらのチェコのお菓子屋。

ブルノの見どころ実用地図
旅の計画に役立つよう、ブルノの見どころをすべて載せたくわしい地図 を用意しました。見どころはカテゴリー別に分けてあり、色を変えているので見分けやすくなっています。
ブルノの主なイベント
1)イグニス・ブルネンシス――花火の祭典(5〜6月)
ブルノでいちばん人気のあるお祭りです。これまで見たなかで最高の花火だと断言できます。ブルノ貯水池の上に打ち上がる花火は圧巻。水面に映る光と、音楽に合わせて15〜20分続く花火が見られます。文句なしのショーで、ブルノでの体験としても最上級です。毎年何千という人が見に来ますし、天気がよければ一度の花火に20万 人が集まることもあります。
イグニス・ブルネンシスは花火だけの催しではありません。食のフェス、演劇祭、ブルノの各地区に伝わる昔ながらのお祭りなど、関連企画がたくさんあります。
2)ブルノ・ミュージアムナイト(5月)
ブルノじゅうの博物館が、一日じゅう深夜まで誰でも無料で入れるという素敵な催しです。とてもいい体験になりますが、行ける場所が本当にたくさんあるので、見たいものを決めておくのが肝心。くわしくはこちらをご覧ください。
3)ブルノ・チャーチナイト(5月)
チャーチナイトはミュージアムナイトの教会版。すべての教会が夜遅くまで開きます。教会ごとにスタンプを集められるので、いいおみやげにもなります。修道院、回廊、地下聖堂、塔、オルガンのある階上席など、ふだんは入れない場所も見学できます。くわしくはこちら。

4)モトGPブルノ(8月)
速いバイクが好きな方は、モトGPに合わせてブルノを訪ねてみてください。毎年開かれる チェコ・モーターサイクル・グランプリ は、このサーキットでもっとも大きな行事です。大会とサーキットについては公式サイトでくわしく読めます。

ブルノからの日帰り旅
ブルノ市内だけでも見どころは山ほどありますが、近郊へ日帰りで足を延ばすのもいいものです。
1)モラヴィア・カルスト(Moravský kras)
ブルノからそう遠くないところに、ほかにない自然保護区モラヴィア・カルストがあります。1,000 を超える洞窟があり、中欧でもっとも重要なカルスト地形のひとつです。
見学できる洞窟は6か所。どれも見ごたえがあります
- マツォハの深淵(Propast Macocha)――深さ138メートルを超える巨大な縦穴です。この種のものとしてはチェコだけでなく中欧でも最大。展望台は2か所あり、どちらにも上がれます。
- プンクヴァ洞窟(Punkevní jeskyně)――マツォハの深淵と並んで、モラヴィア・カルストでいちばん人気のある洞窟です。地下を流れるプンクヴァ川をロマンチックな舟で下れることと、マツォハの底まで行けることが理由でしょう。
- バルツァルカ洞窟(Jeskyně Balcarka)――カルスト北部、オストロフ・ウ・マツォヒの近くにあります。色とりどりの鍾乳石で飾られた洞窟です。
- カテジンスカー洞窟(Kateřínská jeskyně)――一般公開されているものとしてはチェコ最大の地下ホールがあります (長さ約100メートル、幅44メートル)。
- スロウプスコ=ショシューフスケー洞窟(Sloupsko-Šošůvské jeskyně)――大きなドーム、通路、そして巨大な地下の谷が2層に重なった複雑な洞窟群です。 なかのひとつ「エリシュカの洞窟」は音響が抜群で、室内楽のコンサートにうってつけ。
- ヴィープステク洞窟(Jeskyně Výpustek)――美しい鍾乳石が並ぶふつうの洞窟ではありません。第二次世界大戦中は地下の防空壕と秘密司令部として、のちには「社会主義の秘密バンカー」として使われた場所だからです。
ホテルまで迎えに来てもらい、プンクヴァ洞窟とマツォハ、さらに道中でペルンシュテイン城にも寄る個別ツアーをご希望なら、専属ガイドつきツアーを予約してください。
モラヴィア・カルストへの行き方
レンタカー
いちばん楽なのはレンタカーです(とくに複数の洞窟を回るなら)。お得なプランはこちら。どの洞窟のそばにも有料駐車場があります(料金は高くありません)。
ブルノから公共交通で行く場合
ブルノ中央駅から列車でブランスコへ(1時間に1本出ています)。ブランスコで、行きたい洞窟に応じてバスに乗り換えます。
- マツォハ、プンクヴァ洞窟、カテジンスカー洞窟へは226番のバスでスカルニー・ムリーンまで。ハイシーズンにはクラソブスという専用バスも走ります。
- スロウプスコ=ショシューフスケー洞窟へは233番か240番のバスでスロウプまで
- バルツァルカ洞窟へは232番のバスでオストロフ・ウ・マツォヒのバルツァルカまで
地下の防空壕ヴィープステクへ行くなら、同じ列車に乗って手前のアダモフで降り、157番のバスに乗り換えます。
乗り継ぎはGoogleマップかIDOSで調べられます(IDOSは右下で英語に切り替えられます)。
2)レドニツェ=ヴァルティツェの文化的景観
レドニツェ=ヴァルティツェは南モラヴィアにある文化と自然が織りなす景観で、ユネスコ世界遺産に登録されています。 心を奪われるほど美しい館があり、まわりには珍しい樹種が茂る庭園、ロマンチックな建物、そして養魚池が広がります。「ヨーロッパの庭」とも呼ばれる一帯です。レドニツェの館はネオ・ゴシック様式、いっぽうヴァルティツェはリヒテンシュタイン家の居城でした。ワイン好きにはたまらない地域でもあります。パーラヴァではチェコで最高のワインがつくられています。
レドニツェ=ヴァルティツェとミクロフをめぐる専属ガイドつきワインツアーに出かけることもできます。
レドニツェ城の開館時間、各種の見学コース、料金はレドニツェ城の公式サイトで確認できます。ブルノからいちばん楽なのは車ですが、公共交通(バスと列車)でも行けます。
3)パーラヴァ
ワインの里――モラヴィア、そしてチェコ全体でも最高のワインがつくられる土地です。パーラヴァの丘陵は「横たわる貴婦人」に見立てられます。パーラヴァ自然保護区はユネスコの生物圏保護区の一部。暖かく乾いた気候のおかげで珍しい花が咲き、植物も動物も驚くほど多様です。美しい貯水池ノヴェー・ムリーニもあります。刺激を求める人やウェルネス好きには、パソフラーヴキにあるアクアランド・モラヴィアもおすすめです。
ブルノでの宿泊
Internesto Apartments Downtown は、独特のデザインでほかにはない滞在ができる宿。評価も高く、立地も申し分ありません。コストパフォーマンス重視なら 7 NIGHTS Apartments を。中心部にあり、評判も良好です。
中心部でいいホステルならHostel John Galt。立地は完璧で、値段も手ごろです。もうひとつの候補は中心部からほど近いApatrHostel 。
見本市会場の近くに泊まりたいなら、Orea Hotel Voronez 2が人気です。
ブルノダム湖のほとりでいちばんの宿はMaximus Resort。ウェルネスとスパが素晴らしいです。予算を抑えるなら、すぐ近くのBeach Pub Sokolákもどうぞ。
知っておくと便利なこと
- ブルノパス(BRNOPAS) は必携です。公共交通が無料になり、主な見どころに無料で入れて、そのほかの施設でも割引を受けられます。24時間券、2日券、3日券があります。
- ツェイル(Cejl)地区には宿を取らないこと(下の治安についての説明をご覧ください)
ブルノの治安
ブルノは全体としてとても安全な街です。例外はツェイル通り、ポナーフカ通り、フランツォウスカー通りに囲まれた一角くらい。ここはロマの人々が多く暮らす地区で、犯罪が多めのため店にはどこも鉄格子が入っています。旅行者はこの事情を知らないので、安いAirbnbやBooking.comの宿がかなり出ています。ブルノをいい思い出にしたいなら、宿はほかの場所で取ってください。そもそもツェイルは散策して楽しい地区でもありません。
ブルノは観光客が押し寄せる街ではないので、旅行者を狙った詐欺や罠はありません。
ブルノの天気
今日と数日先の天気予報はこちらでどうぞ。
BRNO WEATHER !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0];if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=’https://weatherwidget.io/js/widget.min.js’;fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document,’script’,’weatherwidget-io-js’);
ブルノ市内の移動
ブルノの公共交通はよくできていますし、ヨーロッパのほかの都市に比べれば街もかなりコンパクトです。公共交通と徒歩だけで十分に回れます。「Rekola」というシェアサイクルも使えます。
徒歩で回る
中央駅、ペトロフ、シュピルベルク城、チェスカー通りに囲まれた旧市街にいるなら、見どころはすべて歩ける範囲にあります。旧市街のおもしろい場所をひととおり歩くなら、半日から一日みておけば十分です。

公共交通で回る
中心部以外に泊まるなら、公共交通が便利です。ブルノの見どころのほとんどは、公共交通で簡単に行けます。
切符 – 主要なバス停・トラム停にあるオレンジ色の券売機か、売店やタバコ店で買えます(運転手からも買えますが割高です)。数日滞在するなら複数日券(24時間券、5日券、14日券)がおすすめ。料金表はこちら。ゾーン100+101で足ります。ブルノ市域のほとんどをカバーしています。
とてもいい選択肢がブルノパスの購入です。主な見どころへの入場と公共交通が無料になります。
乗り継ぎ検索 – Googleマップの「経路検索」でも最適な行き方を調べられます。あるいはIDOSでも。右下の英国旗をクリックすると英語表示になります。

ブルノのシェアサイクル
自転車が好きなら、ピンク色のシェアサイクル「Rekola」が使えます。アプリを入れて使うので、通信できるスマートフォンが必要です。必要な情報はすべて公式サイトに載っています。
ブルノへの行き方
ブルノに来る人の多くは、プラハ、ウィーン、ブラチスラヴァのいずれかから向かいます。
プラハからブルノへ列車で
プラハからブルノへは、列車より安く、快適で、速い手段はありません。所要時間はわずか2時間37分。切符は黄色い車両でおなじみのレギオジェット(RegioJet)で予約するのがおすすめです。提携関係は一切ありませんが、単純にいちばん良くていちばん安いのです。ブルノ駅は街の中心にあります。
プラハからブルノへバスで
バスという手もあります。RegioJetかFlixbusで予約できます。ただし高速道路D1は路面が悪く、いつもどこかで工事をしているので、所要時間が読めないことは覚えておいてください。平均で3時間ほど(渋滞のない時間帯なら2時間半)。バスターミナルはグランドホテルのそば、ベネショヴァ通りにあり、こちらも中心部です。
ブラチスラヴァ・ウィーンからブルノへ
プラハ〜ブルノほど便数は多くありませんが、やはりバスか列車がいちばんいい選択肢です。
ブルノへの空路
ロンドン、ベルリン、ミラノからはライアンエアーの定期便があります。ほかの都市から飛ぶなら、プラハ、ブラチスラヴァ、ウィーン行きを探してみてください。お得な便はたいていSkyscannerで見つかります。
チェコのそのほかの行き先
チェコで行ってよかった場所をまとめた完全ガイドもどうぞ。
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ブルノの過ごし方――よくある質問
ブルノの見どころ地図はダウンロードできますか?
はい。ブルノの見どころをまとめたくわしい地図があります。スマートフォンにダウンロードして使えます。
ブルノではどこに泊まればいいですか?
Internesto Apartments Downtownは独特のデザインでほかにはない滞在ができる宿です。評価も高く、立地も申し分ありません。コストパフォーマンス重視なら 7 NIGHTS Apartments を。中心部にあり、評判も良好です。
中心部でいいホステルならHostel John Galt。立地は完璧で、値段も手ごろです。もうひとつの候補は中心部からほど近いApatrHostel。
見本市会場の近くに泊まりたいなら、Orea Hotel Voronez 2が人気です。
ブルノダム湖のほとりでいちばんの宿はMaximus Resort。ウェルネスとスパが素晴らしいです。予算を抑えるなら、すぐ近くのBeach Pub Sokolákもどうぞ。
ブルノではどこで食べればいいですか?
Železná růže ――ブルノ見本市会場の近くにある、私のいちばんのお気に入り。チェコ料理がおいしく、値段もとても良心的です。ビールもワインも種類豊富。
Dřevěný vlk と Dřevěný orel ――ステーキとビールの店。中心部でチェコ料理と各国料理が味わえます。
Restaurace Pavillon ――質の高い、受賞歴のあるレストラン。
Pablo Escobar――おいしいバーガーが食べたいならここ。ただし中心部からは少し離れています。
ブルノではどこで一杯やればいいですか?
Na stojáka ――聖ヤコブ教会のそばにある、いいビアバー。椅子がないのが特徴です。店名は「立ち飲みで」という意味。夜はたいてい混んでいて、みんなビール片手に路上に座り込みます。
Lokál u Caipla ――Na stojáka から近い、こちらもいいビールの店。
Pegas ――歴史ある建物のビアレストラン。人気店なので席は予約しておくのが無難です。
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